フレキソ印刷の変革:5 月に開催される drupa 2024 で最新の地球環 境に優しいソリューションを出展

コロナ禍で実開催が 8 年ぶりとなる世界最大の印刷展示会 drupa では、数々の新 技術をその目で確かめ、印刷産業の未来を垣間見ることができます。

2024 年 3 月 22 日東京(日本)及びブリュッセル(ベルギー)発:フレキソ印刷用感光 性樹脂版のパイオニアであるアサヒフォトプロダクツ(旭化成株式会社の子会社)は、本 日、drupa に参加することと発表しました。展示場所は、Hall 8b の Stand A13 で、ブラン ドオーナーから製版所、フレキソ印刷会社まで、フレキソ印刷業界の関係者の注目を集め ています。2024 年 5 月 28 日から 6 月 7 日まで、ドイツのメッセ・デュッセルドルフで開 催予定の drupa には、幅広い印刷業界から未来を見据えるオーナーや経営者が集います。

皆さんが Drupa でアサヒフォトプロダクツのブースに立ち寄る理由

「当社は、50 年以上前に設立されて以来、APRTM 水現像液状感光性樹脂を始め、地球環境 に優しい印刷樹脂版素材を開発してきました。当社と、親会社の旭化成の目標は、人生や 生活を豊かにし、より快適な作業環境を実現する製品を市場に投入することです」旭化成 のテクニカルマーケティングマネージャーを務める Dieter Niederstadt はそう語りました。

「フレキソ印刷製版の大部分は、今でも溶剤洗浄プロセスに依存しています。drupa で当 社のブースにお越しになる方々は、弊社の Road to Solvent ZERO へのロードマップ、よ り地球環境に優しい印刷作業、作業員がより快適に働ける周辺環境をいかに容易に実現で きるかについて理解していただけることでしょう。先ず最初にお勧めするのは、旭化成の AFPTM-R、 CleanPrint 対応印刷樹脂版などの低溶剤印刷樹脂版への切り替えです。これに より、溶剤使用量を 30%カットでき、追加の設備投資は不要です。印刷樹脂版を切り替え るだけで、Solvent ZERO へのロードマップ実現への道に乗り出すことができます」と、 Dieter は付け加えました。

drupa 2024 において、旭化成は以下の 3 つのテーマがどのようにして実現されるかについ て展示する予定です。

  • 持続可能性:「Solvent ZERO へのロードマップ」という旭化成の理念に従い、フ レキソ製版会社や印刷会社をサポートする一方で、水とエネルギーの消費を抑え、 生産性と印刷品質を改善します。当社の AWPTM-DEW および AWPTM-CleanFlat 水 洗浄樹脂版は、The Carbon Trust の協力の下、カーボンニュートラル認証を取得し ました。さらに、旭化成ブースに来場された方々は、AWP-LOOPTM 廃水リサイク ルユニットを使用して最大 75%の廃水の節約を実現する原理学ぶことができます。

  • 優れた印刷品質: 紙、段ボール、リサイクルフィルムに印刷できるよう開発され た新しい樹脂版の紹介を含め、フレキソ印刷樹脂版の全ラインナップを展示しま す。当社の印刷樹脂版は、印刷開始時の色合わせ精度の高さが卓越しているため、 優れた印刷品質を実現し、サステナビリティを高める拡張色域(ECG)印刷技術を 使用するのに最適です。

  • オートメーションとデジタルトランスフォーメーション(DX):drupa 2024 で は、ESKO および Kongsberg との共同開発で生まれた究極のフレキソ印刷製版の オートメーション、「CrystalCleanConnect」について来場された方々に説明しま す。この革新的なシステムは、世界各地で既に活躍しており、製版工程を 12 工程 から 1 工程に減らし、人件費を削減し、ミスの発生確率を最小限に抑え、印刷用樹 脂版を出力するなどの利点をもたらしています。追加のデジタルサービスとして、 お客様の好みに応じてスマートグラスやスマートホンを用いたリモートテクニカル サービスも提供しています。

Dieter Niederstadt は次の言葉で締めくくりました。「drupa 2024 で皆様にお会いできる日 を心待ちにしています。Solvent ZERO へのロードマップ実現に向け、互いに手を取り合 って前へ進みましょう!」

環境に調和したアサヒフォトプロダクツの製品およびサービスに関する詳細は、 www.asahi-photoproducts.com を参照してください。